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ライカ M6 希少品　「Leica M6 Big Name」ボデーと特製の革製ケース　美品です

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『ライカ M6 希少品　「Leica M6 Big Name」ボデーと特製の革製ケース　美品です』はセカイモンで8593f492から出品され、34の入札を集めて01月06日 16時 52分に、174800円で落札されました。即決価格は174800円でした。決済方法はに対応。岐阜県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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ライカ M6 の中で、ほんの一時期だけ発売された希少品「ライカ M6 Big Name」極美品を出品いたします。

ライカ M6は、ライカのレンジファインダーカメラの中で、1984～199４と最も長く製造され、レンジファインダーカメラとしては、最高峰の性能を誇るとされているフィルム・カメラです。M型ライカのボデーは、評価の高かったM3のボデーをM4まで継承していったが、当時ユーザーから要望の強かった露出計を中に組み込もうとしてM5では、今までのM型の印象とは程遠い、大ぶりのデザインとなった。当然M3～M4のデザインに慣れ親しんできたユーザーから、不評をかった。そこで、ライカ社は、露出計を組み込んだうえにM型のフォルムを保ったM6を開発し、1984年に発売した。この時、カメラは真正面からみると、左隅に近い部分に「LEICA M6 (M6は一段下の位置)」、真ん中のレンジファインダー部に大きな赤塗りのを配置し、その中に「LEITZ」の文字が刻印されていた。ところが、この時期「Ernst Leitz」社は経営的に苦境に達していて、遂にErnst Leitz一族は、経営陣から一掃され、別会社として会社は再スタートしていた。この時期の会社名が「Leica GmbH(有限会社)」となってしまい、「LEITZ」のロゴが使えなくなった。Leica GmbHでは、虎の子のM6のデザインを重要視し、LEICA M6 LEICA としようとしたが、すぐ近くに「LEICA」が二つも並んでしまわない方がよい、という意見を採用して左隅の「Leica」の刻印を取り去り、バランスの悪くなったM6の刻印を大きくして、M6を販売し始めた。この時期の「LEICA M6」が、俗に「M6 Big Name」と呼ばれているものである。

ところが、この「M6 Big Name」ですが、多くのライカ・ユーザーから、再びデザイン上の不評が飛び交い始め、ライカ社は、ロゴを最初の形に近い「LEICA M6」+赤塗りの中に「LEICA」に戻した。このデザインは、その後ずっとM型カメラのデザインに受け継がれている。

その結果としてではありますが、「M6 Big Name」は、ほんの短期間だけ製造された希少カメラに昇華してしましました。

今回出品された「ライカ M6 Big Name」は、このような状況で製造され、販売されてものです。製造番号「Nr # 175５・・・」から、1988年に製造されたライカ M6 であること、がわかります。

ライカでは黒色の速写ースが利用されていますが、この出品のカメラには、総革製の「Leica M６」専用ボトムケース (ストラップ付) をつけて出品します。今どきのカメラに比べればずっしりと重い「Leica M6 Big Name」を、シックに肩からかけ、余裕を持ったフォト・ライフを楽しんでください。

1994 年以降に発売されたライカ M6 TTLと異なり、それまでのライカ M6は、露出計を内蔵しているので露光状態については計測できますが、TTLには対応しておりません。露出計は SR44を二個重ねでで駆動しますが、シャッターは機械式なので、電池が切れても撮影はできます。電池を入れたままにしておくと、電池の液漏れが起こることがあります。ボタン電池は、落札後準備してください。

このカメラ購入後、長い間防湿保管庫で保管してきました。保管状態は眼視では良好ですが、シャッター速度については計測装置がないので確かめてありません。M6 の使用説明書は、インターネットを介して入手(無料)することができます。M型カメラに慣れていない方は、説明書を一読の上、ご使用のほどお願い申し上げます。

シャッターが切れない、などの初期不良については対応いたしますが、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。

（2022年 3月 1日 15時 14分追加）
画像に示されているカメラのボデーキャップは、金属製で十分機能を果たすことができますが、ライカ純正品ではありません。落札後添付するのは、「Leica」ロゴの大きく入ったボデーキャップ(ベークライト製ですが、固定部は金属製)で、ライカ(Ernst Leitz) 純正品です。

「ライカ M6」(1994年までの非TTL時代用)の使用説明書、45ページ版については、必要であれば同梱もいたします。pdf文書をプリントアウトしたものです。

（2022年 3月 6日 17時 25分追加）
説明文にも記載してあるのですが、「Leica M6 Big Name」のデザインは、当初は「Leica M6 Leitz」時代のロゴの方が良かったというライカユーザーの酷評を気にして、短期間で「Leica M6 Leica」に撚り戻されてしまったのです。「Leica M6 Leica」のロゴは、1994年発売の「Leica M６ TTL」にも継承され、2002年の「Leica M7」の発売まで続きました。しかしながら、ライカ・フィルムカメラの最終モデルとなった「Leica M7」では、何とこの「Big Neme」と同じデザインが採用され、2018年まで製造され続きました。

（2022年 3月 7日 9時 36分追加）
Ernst Leitz 社の倒産前後の混乱の中に、この「Leica M６ Big Name」が発売されたわけですが、当時のライカ・ファンから、デザイン変更は酷評されてしまいました。新たにライカカメラ製造を継承することになったライカ社は、この酷評を気にして「Leica M6 Leica」という元のデザインに近いものに戻し、2002年の「Leica M６ TTL」製造終了まで、このデザインのM６が作り続けられました。ところが、M6の後継機として発売したライカ最後のレンジファインダーカメラ「Leica M7」では、デザインが全く「Leica M6 Big neme」と同じものに戻され、その後のライカ・デジタルカメラ「Leica M8」、および「Leica M9」もこの「Leica M6 Big Neme」と同一デザインが採用され続けました。近年のモデルである「Leica M10」および「Leica M11」では、「Ｍ・・」の刻印がなくなり、中央の赤丸マーク中の「Leica」だけの刻印となっています。

（2023年 5月 3日 9時 19分追加）
このカメラ一式は、あくまでもオークションでの落札者のみに譲渡されるものであり、ヤフオク規約に則って契約がなされるものです。ヤフオク管理外の取引きはできません。